フィリピン一大イベントのクリスマス!Manito-Manita

もう10月も半ばで、今年も終わろうとしています。しかし、まだフィリピンには一大イベントが残っています。そうです。クリスマスです!!

フィリピンでは9月からクリスマスの準備が始まっています。日本人には考えられないかもしれませんが、9月からクリスマスソングやクリスマスのデコレーションが見れるようになります。

『バーマンス』September(9月)October(10月)November(11月)December(12月)から、もうクリスマスへのカウントダウンは始まっているのです。

フィリピンでは約80パーセントがカトリック、そしてプロテスタントを合わせると人口の90パーセント近くがキリスト教徒なので、クリスマスは、より宗教的な意味合いも強く大切で特別な日なのです。12月16日から25日までの9日間毎日教会で行われるミサに通い、キリストの生誕を祝います。海外や、都会に働きに出ているフィリピン人もみんな実家へ帰り、家族でお祝いをします。恋人と過ごすクリスマス!!のイメージが強い日本とは大違いですね。

9月からクリスマスムードのフィリピンにいると、11月初旬で、あれ?意外にクリスマスまでまだじゃない?と気付きます。笑

11月中旬になると、クリスマスパーティーに向けて、匿名のプレゼント交換をするManito-Manita(マニートマニータ)が開催されます。

匿名のプレゼント交換ってどうやってするの??と思いますよね。笑

まずは自分のペンネームと、欲しい物を決めて紙に書きます。

そのペンネームが書かれた紙のくじ引きから、プレゼンをする相手を引き当てます。(ここでペンネームなので、誰が相手なのかはわかりません!!)

そしてお題がでるので、そのお題に合わせたミニプレゼントを準備します。(プレゼントの予算は最初に決まっている事が多く、そんな高価ではないので、お財布にも優しいです。)

お題はこんな感じで出ます。

11月1週目 something colorful(なにかカラフルな物)

11月2週目 何か丸いもの

11月3週目 何か便利なもの

11月4週目 何かピンク色のもの

12月1週目 何か柔らかいもの

12月2週目 何かキラキラしたもの

12月3週目 何か甘いもの 

ちなみに私は、何か甘いもののお題の時は、人気のおやつを包みました!

中身が見えないようにラッピングしたら、自分の名前は書かずに、相手のペンネームだけを書いて、毎週プレゼントエリアにこっそり置いてきます。

ここで、自分のペンネーム宛のプレゼントはこっそり持ち帰ります!

その誰か分からない相手に対し、毎週決まったお題にそったプレゼントを用意して、誰か分からない相手から、プレゼントをもらえるというワクワク感!

そして、クリスマスパーティー当日、マニートマニータの歌をうたいながら、ペンネームと共に書かれていたプレゼントを自分のマニータマニートに渡すという感じです。

I love my Manita, Yes l do! I love my Manita, Yes l do! I love my Manita, Yes l do! I love my Manita but l won’t tell you!これを聴いてアドレナリンがでたあなたは、もうフィリピン人です。

クリスマスパーティーは、ドレスコードを決めて、楽しむのがフィリピン流です。12月にはパーティーが多く毎週末大忙しです。フィリピン人は、12月豪遊し過ぎちゃうんです。13th month payという名のボーナスがあるから!!いつものお給料プラス1ヶ月分のお給料がもらえるので、みんなウッキウキです。

ただ、やはりお金が増えて、遊びに行くことが増えてしまうので、悲しいことに治安と渋滞が1年で1番悪化してしまいます。クリスマス時期は一層危機管理をしっかりしましょう。

日本ではクリスマスが終わると、クリスマスのデコレーションは片付けられてしまいますが、フィリピンでは、1月になってもそのままです。笑

シヌログの時期になって、やっとデコレーションが切り替わります。笑

もうフィリピンでは、1年の3分の1の期間が、クリスマスと言っても過言では無いでしょうか?笑

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