フィリピンセブ島でストリートフードビジネスを始めるためには?!
コロナになり、セブではワクチン接種証明書を提示しないと、レストラン内での食事が難しくなりました。そんな中、フィリピンのストリートフードビジネスは、どんどんと伸びているように感じます。
フィリピンの伝統的なストリートフードは、カジュアルで気取らず、値段も手ごろなので、レストランに行く時間やお金がなくても、お腹が空いたときに気兼ねなく食べることができます。
本日は、セブ島でストリートフードビジネスを一から始められる方法を紹介します!
・長所
大きな資金が必要ない。初期投資は、5,000~20,000ペソ(1万円〜4万円)くらい。
家の前でストリートフードビジネスを始める場合、賃貸料を払う必要がない。
他のフードビジネスに比べて間接費が少ない。
フィリピン人は、すでにストリートフードに慣れ親しんでいるので、プロモーションやマーケティングも最小限で済む。
人通りの多い場所であれば、どこでも販売することができるので、場所の問題がない。自分の家の前で販売することができなくても、移動式フードカートならどこでも販売することが可能。
手頃な価格は、より多くの顧客と、より柔軟な利益率につながる。
市場が多様化している。
・短所
他の食品ビジネスと同様に、ストリートフードは準備に多くの時間と労力が必要。ストリートフードの種類にもよりますが、毎日早朝4時に起きて新鮮な食材を仕入れ、残りの時間でソースを作ったり、食材を串に刺したりすることも珍しくありません。
数百万規模のビジネスにするには時間がかかります。フランチャイズに加盟できるような有名店でない限り、何年もかけて商品を開発し、顧客ベースを構築しなければなりません。
ストリートフードビジネスはスタートアップコストが低いため、競争が激しくなります。目立つためには、より多くの顧客を惹きつける革新的な方法や考えが必要。
セブでストリートフードビジネスを始めるには
- ステップ1:フランチャイズか独立かを決める
より簡単な方法は、すでに確立されたブランドをフランチャイズ化することです。利点としては、マーケティングや出店場所の確保などのサポートもしてくれます。
しかし、ゼロからストリートフードビジネスを始める場合、必要な資金も少なくて済みます。また、どのようなストリートフードをどれだけ販売するかは自分で決めることができ、フランチャイズ料の負担もありません。
- ステップ2:戦略的な場所を選ぶ
ストリートフードビジネスを成功させるためには、人通りの多い場所であることが絶対条件です。
どんなに美味しいストリートフードでも、ターゲットとなる市場から遠い場所にあると、誰も買ってくれません。
戦略的な場所としては、学校やターミナル、オフィス、交通量の多い道路の近くなどが考えられます。その場所が、自分の住んでいる場所であれば、それはそれで良いことだと思います。家賃を払わずに済むので、初期投資の回収も早くなります。
- ステップ3:販売するストリートフードの種類を選ぶ
ほとんどのストリートフードは、プラスチックのカップや袋に入れたり、串に刺したりしているので、パッケージにあまりお金をかけなくてもいいのも魅力です。
セブでよく見るストリートフード |
・BBQ |
・フィッシュボー/イカボール/チキンボール |
・シャーベット(マンゴー味など) |
・バナナキュー(揚げバナナ) |
・タホ(朝ごはんとして人気。お豆腐に甘いシロップがかかっている) |
・バロット(もう説明不要ですよね。笑) |
- ステップ4:信頼できるサプライヤーを見つける
フィリピンでストリートフードビジネスを展開するには、毎日新鮮な食材を仕入れなければなりません。そのため、市場で信頼できるサプライヤーと長期的なパートナーシップを築くことが重要です。
- ステップ5:適切な設備と人材に投資する
セブでストリートフードのビジネスを始めるには、自分が持っているもので十分です。
すでに持っているグリルや調理器具を利用して、お金を節約しましょう。また、新たに購入する必要がある場合でも、価格の安さのために品質を犠牲にしてはいけません。セブで購入できる安価な製品は長持ちしないものが多いので、高価でもより耐久性のある製品をおすすめします。
また、ビジネスを始める際には、少なくとも一人のフィリピン人にサポートをお願いする必要があるので、絶対に盗みをしない、信頼できる人を探しましょう。毎日の在庫状況を簡単に把握できるシステムを構築しておけば、お金の出入りがわかり、盗みによる利益損失を防ぐことができます。
※セブでフードビジネスを始めると問題になるのが、スタッフが食材を盗むということが1番にあげられるので、気をつけましょう!
- ステップ6:商品に適切な価格を設定する
適切な価格設定は、ストリートフードビジネスの成功と失敗の分かれ目となります。ストリートフードの価格は、諸経費をカバーしつつ、手頃な価格に設定したいものです。競合他社を調査して、価格設定が低すぎるのか、それとも高すぎるのかを見極めましょう。
フィリピン人がストリートフードを好む理由は、懐を痛めずにお腹を満たすことができるからだということを常に念頭に置いてください。
※ストリートフードを滅多に食べない私でもお気に入りのkamote(さつまいも)
揚げたさつまいもに、大学芋みたいなソースがかかっていて、やみつきになります!!!こちら10ペソ(約20円)
- ステップ7:必要な許可の取得(ストリートフードビジネスに必要な許可やライセンスは、場所によって異なります。)
事業を開始する前に必要な許可を確認して、必要に応じてDTI、IPO、BIRに事業を登録、バランガイや市庁舎で必要な事業許可(市長許可)を取得しましょう。このあたりは、サポートしてくれるフィリピン人にしっかり確認してもらいましょう。
セブで、ジャパニーズフードを盛り上げていきましょう!笑
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