始めに。賃貸事情について。

セブ島での賃貸事情は、日本の賃貸事情と異なる点が多くあります。お部屋を借りるご予定のある方は、事前にご覧ください。

※ e-travelや、捨てチケットなどは、別途お問い合わせください。

目次

1.賃貸を借りる際の契約期間について
2.契約期間の考え方について
3.初期費用について
4.お部屋の家具・家電や内装について
5.移住前の視察時の内覧について
6.電気や水道、インターネットの契約について
7.海外送金サービス WISEの開設
8.現地ATMで使用できる口座の開設
9.クレジットカードについて
10.携帯電話のSIMフリーについて
11.セブ島の賃貸事情について
12.内覧から入居までの期間について
13.ご契約と必要書類について
14.家賃の相場について
15.インターネットの速度について
16.ビザについて
17.電気代について
18.水道代について

1.賃貸を借りる際の契約期間について

契約期間は、1年間が基本となります。半年契約が可能な場合がありますが、数としては、多くありません。

・基本;1年契約
・一部;半年契約
※半年未満の契約は、ご案内が非常に難しくなっております。

また、1ヵ月契約、2ヵ月契約が可能な物件はほとんど無いため、Airbnbなどでお借りいただくようになります。

弊社では、1ヵ月契約、2ヵ月契約の場合は、提携のホテルのコンドミニアムプランのご案内のみとなります。

(※契約期間未満での解約・退去の場合、保証金の返金がありません。)

2.契約期間の考え方について

月途中の契約であった場合でも、日割りなどはありません。1ヵ月の考え方は、下記の参考イメージをご覧ください。

■ 参考イメージ
4月15日からの契約開始の場合
・1ヵ月目;4月15日から5月14日まで
・2ヵ月目;5月15日から6月14日まで
※ 日割りは無く、15日から契約開始の場合、翌14日までが1ヵ月となります。

3.初期費用について

前家賃として1ヵ月、保証金として2ヵ月が相場となっております。ただし一部のお部屋にて、前家賃2ヵ月、保証金2ヵ月、もしくはそれ以上の可能性があります。

■ 初期費用の相場
前家賃;1ヵ月分
保証金;2ヵ月分
の3ヵ月分となります。

保証金は、敷金とイメージください。
(※契約期間未満での解約・退去の場合、保証金の返金がありません。)

4.お部屋の家具・家電や内装について

同じコンドミニアムであっても、お部屋によって家具・家電や内装が異なります。

家具・家電や内装は、同じコンドミニアムであっても、お部屋によって変わります。
お部屋によってオーナー様が異なり、オーナー様が家具家電を設置するために、お部屋によって内装や家具・家電が異なります。

■ お部屋により異なるもの
・冷蔵庫の有無やサイズ、メーカー (家具ありの場合には通常は設置があります。)
・ベッドのサイズ (シングルベッド、ダブルベッド、2段ベッドなど)
・洗濯機の有無やメーカー(洗濯機が設置されているお部屋は多くありません。)
・乾燥機の有無やメーカー(洗濯機同様に設置されているお部屋は多くありません。)
・調理器具やレンジフードの有無やメーカー (IHが基本となります。)
・テーブルの有無やサイズ
・ソファーの有無やサイズ
などが、お部屋により異なります。

5.移住前の視察時の内覧について

4.の通り、お部屋によって、家具・家電、内装は異なります。そのため、仮に視察時に内覧して頂いた場合でも、移住の際にご案内できるお部屋に差がございます。
※これは、ご予約などが不可となるためです。

一番は、Airbnbなどを利用して、ご希望の立地のコンドミニアムに滞在していただき、周辺状況や間取り、コンドミニアムの設備をご確認いただき、移住時の際の参考にしていただくことをお勧めしています。

移住前の視察は、あくまでコンドミニアムの目当てや、立地情報のご確認のみをお勧めしております。

■ イメージ
1.Airbnbで、数ヵ所のコンドミニアムに宿泊する
2.コンドミニアムのアメニティ施設や周辺環境を確認する
3.移住時に契約したいコンドミニアムの候補を作る
※Airbnbのお部屋のアドバイスやご相談などは、行っております。
4.渡航
5.内覧
6.ご契約

視察は、あくまで周辺環境の確認や、生活面、インフラ、治安の確認をお勧めしております。

6.電気や水道、インターネットの契約について

日本のように電気や水道の開栓作業のようなものは必要ありません。オーナー様に家賃とまとめてお支払いいただくか、コンドミニアムの管理にお支払い頂くようになります。一部、電気費用は、電力会社に直接お支払いいただく場合があります。
また、インターネットに関しては、オーナー様がご契約しくださる場合がほとんどとなります。費用は、オーナー様にお支払い頂きます。

7.海外送金サービス WISEの開設

移住の方は、海外送金サービスをご登録いただくと、家賃のお支払いに便利です。

海外送金サービスWISE
https://wise.com/jp/

※上記のURLからご登録いただくと、75,000円相当までの送金手数料が無料となります。

ネットバンキングやアプリから、WISEの日本口座に振り込んでいただくと、海外送金ができるサービスとなります。

手順としては、
1.WISEに海外口座(送金先)の情報を登録します。(送金手配をとります。)
2.WISEの日本口座に送金をします。(WISEが指定する口座に振り込みます。)
3.WISEが海外口座(送金先)に送付してくれます。
となります。

家賃のお支払いのために、複数回ATMから引き下ろすお手間や、現金を持ち歩き、銀行まで振込に行くお手間を考えると、こちらの海外送金サービスのご利用が便利かと思います。

手数料についても、非常にお安いサービスとなっています。

8.現地ATMで使用できる口座の開設

海外ATMに対応した銀行口座、デビットカードをご準備ください。日本の口座から現地のATMにて、現地通貨を引き下ろすことが可能です。下記の銀行情報をご確認ください。

楽天銀行
https://www.rakuten-bank.co.jp/debit-card/abroad/
SBIネット銀行
https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/debitcard/support-flow/overseas/
ソニー銀行
https://moneykit.net/visitor/sbw/sbw09.html

9.クレジットカードについて

クレジットカードは、少なくとも2枚はご用意ください。VISAかMasterが宜しいかとおもいます。また、使用は、ショッピングモール内のお店などに制限ください。

10.携帯電話のSIMフリーについて

空港にてSIMが販売されております。設定なども、販売店のスタッフがしてくれますので、SIMフリーにしていただけると重宝するかと思います。

また、視察等であれば、docomoのahamoプランをお勧めしています。そのまま海外でもお使いいただけます。
ahamo

【ご注意ください】
現地の電話番号は、現地の生活で必ず必要となります。必ずSIMの購入をお願いいたします。

楽天モバイルなどをそのままお使いすることはおすすめしておりません。

11.セブ島の賃貸事情について

2022年の後半より、多くの外国人がフィリピンに来比しています。そのため、お部屋の空きが少ない状況が続いております。
リーズナブルなお部屋が出た場合でも、直ぐに借り手が見つかってしまうため、空き状況の変動が激しくなっております。

そのため、内覧候補は、原則1週間前からご提案しておりますので、あらかじめご了承ください。

12.内覧から入居までの期間について

内覧から入居までは、最短で翌日となっております。事前にご相談があれば、内覧当日からのご契約、入居も可能です。

13.ご契約と必要書類について

ご契約は、オーナー様、もしくは不動産管理会社との直接のご契約となります。また、ご契約にあたり必要な書類は、パスポートとなります。

14.家賃の相場について

家賃の相場は、年々上昇しております。特に2022年度からは、多くの外国人の方が来比したこともあり、一気に値上がりしたように感じています。

下記のエリアは、利便性も良いことから、家賃の値上がりが続いています。

■ ITパーク内
スタジオルーム:18,000ペソから25,000ペソ
1BR     :30,000ペソから40,000ペソ
2BR :45,000ペソから60,000ペソ


■ ビジネスパーク内
スタジオルーム:20,000ペソから30,000ペソ
1BR     :40,000ペソから50,000ペソ
2BR     :55,000ペソから100,000ペソ

※ITパーク内と、ビジネスパーク内では、ビジネスパークの方がグレードが高い物件が多く、家賃相場は、ビジネスパーク > ITパークとなります。

15.インターネットの速度について

インターネットの速度は、立地やコンドミニアムにより異なります。3つのコンドミニアムの実測値となります。時間、立地、お部屋の位置、キャリアなどにより様々ですので、参考とされてください。測定は、2023年4月時点です。

16.ビザについて

移住の方でも、観光ビザで入国ください。観光ビザに、事前の申請等は不要です。入国時に自動的に観光ビザが付与されます。

観光ビザは、1ヵ月の有効期間がありますので、現地にて延長申請をすることとなります。

また、現地の企業に勤める場合は、現地の企業様によりますが、基本的に観光ビザで入国し、現地にて9Gという就労ビザを取得します。

移住の方で、リタイアメントビザを申請する方がいらっしゃいますが、おすすめしておりません。リスクと手間だけが残りますので、一度観光ビザで入国し、数か月滞在し、問題なく移住できると思われた方のみ、申請するのが宜しいかと思いますが、リタイアメントビザに大きなメリットは感じません。

観光ビザの更新は、現地のイミグレーションにて、書類提出だけで延長できます。英語が苦手な方でも、問題ないかと思いますが、サポートが必要な方は、ご連絡ください。

セブ島のイミグレーションは、下記のショッピングモール内にございます。

17.電気代について

使用した電力に対する電気代は、日本と大差ありません。そのため、日本の夏場ようにクーラーを使用すると、同程度の電気代が請求されます。

従量単価は、ほぼ同等と思っていただいて宜しいかと思います。

18.水道代について

水道代は、日本と比較すると、3分の1から、5分の1程度となります。おそらく1人暮らし、2人暮らし程度であれば、高くとも1,000円から1,500円程度におさまるかと思います。

※ただし、水道のお水は飲むことができません。

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