転居はシーズンに気をつけましょう!フィリピンのクリスマスと私のコンドミニアム転居失敗談

みなさんこんにちは!

クリスマスまであと3日となりました。
つい2週間前までは「例年と比べると静かなクリスマスになりそう」なんて言っていましたが

最近は毎日のように夕方から夜にかけてモール周辺は大渋滞。

雑談ついでにドライバーに話を聞くと

「そりゃクリスマスだからみんなプレゼントを買ってるのさ!」とお決まりの返事。

この国におけるクリスマスにかける熱意とのんびりしたフィリピンの文化も相まって
この時期の交通渋滞や買い物時のレジの混雑はすさまじいので、

予定したスケジュールは時間通りに進まないと思った方がいいです。

なんて物知り顔で書いている私も実は以前、
このクリスマスが原因で転居先の準備が間に合わず、転居を断念した苦い過去があります。。。

理想的な物件の内見

数年前の10月下旬、当時住んでた部屋の退去が2ヶ月と迫り、
スタジオタイプからより大きな部屋への転居を希望していた私は早速物件情報の収集を開始

するとすぐに「ここだ!」と思えるお部屋を発見。

家賃も想定よりも安く、またWi-fi完備、設備も綺麗だったため、迷わず仲介人にコンタクト。

すぐに物件を内見したいと伝えると

「ちょうど内見予定日の前日にオーナーが“日本から”来るからオーナーにも顔見せしよう」

と返事。

え?日本人がオーナーなの!?

オーナーが日本人ならちゃんと100%伝えたいことが話せるし是非!と二つ返事をして当日まで待つことに。

内見当日、部屋を確認すると何故か人が住んでいたがやっぱり綺麗。

しかもよく見ると洗濯機やテレビがかなり新しい。

そうこうしている間にオーナーの日本人の男性も到着。

年配の男性の方でした。

私のような若造にも非常に丁寧に話をしてくれ、セブが好きになった経緯や、以前の借り手の話もしてくれました。

その人曰く

「以前外国の方に部屋を貸していたが勝手に友人を住まわせていて、
 しかもその友人が部屋の備品を破損していたため、
 貸し手に弁済を求めるも自分は関係ないと支払いを拒否したまま帰国してしまった。」

「もう日本人以外には貸せないな、と思っていたところ。ぜひあなたにお借りしてほしいと思っている。」

私としても是非借りさせてください!と二つ返事。

引っ越し予定が12月下旬であることも理解いただき、さらには初期費用も値下げしてもらったりと完全に確定モードへ。

そこでオーナーの男性から一言。

「ここに人がいてびっくりしたと思うが、私の息子の家族で別のコンドミニアムに転居する予定。
 そしてその転居先コンドミニアムは拡張工事をしている最中。
 11月中に拡張が終わる予定だからあなたが転居するまでにはクリーニングも行い綺麗にしておくので安心してほしい」

なーるほど、だから転居が2ヶ月先でも問題なかったのか、と納得。

その日はそのままにこやかに話を終えて帰宅。

少しづつ漂う怪しい雰囲気

内見のタイミングで話はまとまったので何かやり取りをすることもなく2週間が過ぎ、

11月の中旬に物件を紹介したブローカーから連絡が、

「オーナーが部屋の拡張工事が少し遅れているが、予定日までにはすべて完了させるので
 安心してほしいって彼に言ってって言われたから連絡したよ!」

私は何でもいいけど言われたからしゃーなく連絡したぜ!感が全開のメッセージでしたが、
こういったマメな連絡もセブ島に長くいると感動モノです。

分かったよーと伝えてそのままその日は終了。

そしてさらに時間は立ち12月に突入。

ブローカーに今月下旬に引っ越しだからオーナーによろしく伝えてね!と連絡するとしばらくして

「オーナーが直接話をしたいらしいから電話番号を教えてほしい。」

との事。

さすがに え?と思いましたが番号を教えるとすぐに連絡が。

概要は以下の通り。

■工事が当初の予定より大幅に遅延している。

■このままだと間に合わない可能性も出てきている

■私としては是非借りてほしいが万が一もある。

■もし他の転居候補があればそこに切り替えて頂いても大丈夫。

■現場の人にはきつく言っており、中旬には息子もフィリピンに行くので監督させ何とか間に合わせる

間に合わせるとの事なのでこちらとしてはお待ちできますのでご安心ください。と返事。
不安にさせるような話になってしまい申し訳ないと謝罪するオーナー。

この辺から徐々に怪しい雰囲気が流れていました。。。

そしてついに。。。

12月の中旬になり、引っ越しまで10日ほどに迫った日、さらにブローカーから連絡が。

「オーナーの息子が会いたいらしいから空いている時間を教えてほしい」

流石にこれはやばい、と思いましたが何が起きているかも知りたかったので空いている時間を伝え
待ち合わせ場所に待っていると日本人の男性が待っていました。

先日話をしたオーナーの息子との事でしたが、明らかに神妙な顔をしており、
これはもしかして。。。と思っていると謝罪から始まり状況の説明が。

概要は、

■日本で受けていた想定より進んでいない、という報告よりも実際はもっと作業が進んでいなかった。

■今の進捗スピードでは数日の遅れ程度ではカバーできる状況ではない。

■現場の人間がクリスマスが近いという事で出勤しなかったりと追い込みもかけられず、完了までのスケジュールも立てられない。

■今回の希望のタイミングでは転居を受け入れられない、というのが現状。

との事。

ここで日本人二人が揉めても何も解決しない話、というのは理解したので

今回はお断りする旨を伝えてこの物件については断念。

「大変申し訳ありませんでした。」

と何度も頭を下げるオーナー息子さんにを見るのもつらかったです。。。

その後仲介人に「クリスマスにだから人手が足りず間に合わない」って言ってたけど
そういうのはセブでは普通なの?と聞くと

「作業員はセブから離れた田舎から出稼ぎに来てるからみんな帰ってるんだよ」

という回答なのか説明なのか分からない返事が。

その後は仲介人の協力もあり結局私は引っ越し先を見つけることができ、住所不定にならずに済みました。

現在はコロナというイレギュラーの中ですが、コロナの有無にかかわらずクリスマス前はフィリピンの人都合で話がコロコロ変わります。

何度も伝えていますが引っ越しは時間に余裕を持って進めるに越したことはありません。

転居先の選定は一ヶ月以上の余裕をみて、そしてクリスマス前は避けるようにしましょう。

読んでいただたきありがとうございます!また次回の記事でお会いしましょう!
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