地獄の沙汰もオーナー次第? 退去時の出来事【2】

前回の記事ではオーナーと友人の心温まるお話を書きましたが今回はオーナーと退去時に揉めに揉めた内容を書いていきます。
ちなみにこちら、友人ではなく私の実体験になります笑

これは、過去に住んでいたコンドミニアムの満期が近づいたため、退去の申し出をしてから解決するまでのお話になります。。。

■謎の理由で高額なクリーニング費用を請求される

私は『退去する時は1ヶ月前に言ってね♪』という話を物件の仲介をしているブローカーに言われていたので、その通りに話すと
『オーナーが部屋をチェックしたいって言ってるから土曜日あなたの部屋に行っていい?』
との返事があったので、今までブローカーを通してのみのため、直接オーナーにあったことが無かった私はもちろん!と即答。
当日、私は約束通りオーナーに部屋を見せました。退去10日前だったため、荷物がまだ残っていたり、バスルームの水垢が結構ついていたりはしていましたが備品の破損等は一切無かったため、あっさり終わるのかと思いきや

『いやー部屋が汚いね。本当に汚い。』

といきなり辛辣な一言が。
私もごめんねーまだ荷物整理が終わってないし、まだバスルームの清掃も退去までにはきっちりやるよーと返事をするも

『これはクリーニング業者を呼ばなきゃ。高くなりそうだなー、オーマイガー』

と私に聞こえるように独り言をぶつぶつと
さすがに妙な雰囲気を感じた私は業者呼ぶ必要があるなら退去までに電話して綺麗にしてもらうよ!と返事をするもオーナーは

『デポジットから差し引くから呼ばなくていいよ、業者は私が手配するから』

とのこと。
私もわかったーと返事をし、その日は終了。

しかし翌日、ブローカーから衝撃的なメッセージが。。。

『あなたの部屋汚すぎるからクリーニング費用で25,000ペソかかるってオーナがいってる。デポジットじゃ足りないから追加で払ってほしいんだって。』

唖然としました笑 その時は16,000ペソのスタジオタイプに住んでおり、1ヶ月分の家賃より高額。
通常スタジオタイプの部屋であればクリーニングは2,000ペソが相場という事は私も知っていました。
私が外国人で知らないと思い金額を吹っ掛けたのかと思い
見積書を見せてほしいと伝えると

『15,000ペソでもいい』

という返信が。
そこで私もヒートアップをしてしまい、そこからはブローカーを間に挟んで激論という名の痴話喧嘩に発展しました。

『この金額は過剰請求どころか差別的とすら感じる』
『あなたは前に貸していたアメリカ人とは大違いだ』
『見積書を見せれないならお金は一切払えない。クリーニングも自分で手配する。』
『ならデポジットは返さない』

そんなやり取りの応酬に発展。
最終的には転居先の日程も別途発生したため、退去をさらに10日伸ばす代わりにデポジットは未返却、清掃費用は私持ちとなりました。

なんともすっきりしない結末ですがこういったケースも事実存在します。
今回の場合、事前に清掃を終わらせなかったため、結果としてオーナーに文句を言わせる隙を見せた私の甘さが敗因です。
皆さんも引っ越しの際はしっかり確認し、余計なトラブルは回避しましょう。

※あくまでこれは特殊なケースです、通常は破損や汚れが無ければ普通に満額返却されるのでご安心を笑

読んでいただたきありがとうございます!また次回の記事でお会いしましょう!
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