フィリピンの人と働く、という事 【2】

前回のブログではフィリピンの人々と働く上で経験した素敵な内容を紹介させていただきましたが、人と働く上でトラブルや文化の違いというものは決して避けて通れるものではありません。
こちらでは気を付けなければならない点にも触れていきます。

■怒るときは決して人前で怒らない

これはフィリピンで現地の人と働く上で一番最初に、そして必ず覚えておくべき内容です。多くのフィリピンの人々は怒られることを非常に嫌がります。
特に人前で叱るなどは絶対にNGです。大勢の前で自分だけ叱責されると、業務の指摘を超えた個人に対する侮辱を受けたと捉え、
その日を境に辞めてしまったり、場合によっては警察や労働局に通報する事も珍しくありません。
叱るときは個室に呼んだ上で怒鳴ったりせず、分かりやすく説明しましょう。

■時間にルーズであることをあらかじめ頭に入れておく

時間にルーズな人が多いのもフィリピン人の特徴です。
待ち合わせ時間の1時間後に連絡をすると今からシャワーを浴びる、なんて話もざらにあります。
特に重要な打ち合わせや会議等に同行する場合、漠然と「遅刻しないで」と伝えるだけでなく
この打ち合わせがいかに重要で、あなたが遅刻してしまうとでどれだけの影響を与えるか、といった説明で
当事者意識を共有することが必要です。

■雑用を何でも頼まない

フィリピンの人々は仕事は一生懸命行いますが、アメリカ等の欧米文化の影響か労働契約以外のことをやりたがりません。

例を挙げると
・コールセンターで働いているフィリピン人スタッフに手が空いているタイミングでオフィスの掃除を依頼した。

これは『コールセンターエージェント』として採用されているスタッフに『オフィス清掃業務』を依頼しています。
絶対にやらない、ということはありませんが難色を示すケースがあります。
なぜなら契約書にある労働条件にはコールセンター業務に関する内容のみ記載されているため、と非常にシンプルです。
日本と労働環境が大きく異なるため、日本と同じように行動していると思わぬ反感を受けることもあるので気を付けましょう。

まとめ

ここまで2回に分けてフィリピンの人々の私が感じた特徴をそれぞれ書きましたが
結論として異文化コミュニケーションは楽しい!という事につきます笑
我々が苦労するようにフィリピンの現地の人も日々外国人との付き合い方を探し、互いに歩み寄りながら生活をしています。そのことは常に忘れずにいたいですね。

読んでいただたきありがとうございます!また次回の記事でお会いしましょう!
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